マルシェ、催事、学園祭、屋外イベントのお菓子の仕入れ数量で迷ったら。来場者数だけに頼らない数量計画、販売能力、冷凍保管、納品から撤収までの段取りを解説します。

「来場者が多いから売れる」だけで数量を決めない
会場全体に多くの人が来ても、全員が同じ売り場を通るわけではありません。出店位置、ほかの飲食ブース、開催時間、持ち歩きのしやすさなどで、商品を見る機会も購入の場面も変わります。
主催者が示す来場見込みは、会場全体の情報として扱います。初出店で自店の販売データがない場合は、根拠のない購入率を掛けて一つの数字に決めず、少なめ・標準・多めの計画と、その根拠を残しましょう。
数量を考えるための情報を集める
発注前に、確定した情報と見込みの情報を分けます。似たイベントの実績を使う場合も、天候や商品単価、立地が違えばそのまま当てはまるとは限りません。
| 情報 | 確認先・使い方 |
|---|---|
| 開催時間・搬入時間 | 主催者へ確認。受取・準備時間も確保する。 |
| 通行・来場の見込み | 会場全体か自店前かを区別する。 |
| 過去の自店販売数 | 曜日、天候、商品構成の違いも記録する。 |
| 保管可能な量 | 商品だけでなく外箱の寸法と機器仕様で確認する。 |
| 提供できるペース | 試運転で会計と受け渡しを含めて確認する。 |
冷凍庫に入る量を超えて仕入れない
箱を受け取って初めて「入らない」と気付くと、会場で保管先を探すことになります。注文単位、箱の寸法、数量を仕入れ先に確認し、冷凍機器の仕様に沿った収納ができるかを先に確かめましょう。
販売台の保管と、補充用の保管が別の場合は、移動の方法も決めます。容量だけでなく、営業中に何度も開閉する運用や、到着時の受け入れ作業まで含めた確認が必要です。商品の保存条件はそれぞれの表示に従ってください。
ピーク時の販売能力は、実際の手順で確かめる
商品を渡す作業だけが速くても、説明や会計で待ち時間が生まれます。スタッフ同士で複数種類の注文を受ける練習をして、品名確認、取り出し、会計、受け渡しまで通して確認してください。
一度うまくいった最速の時間ではなく、通常のペースで続けられるかを見ます。休憩や補充、問い合わせ対応も必要です。行列を処理できる上限と、実際に売れる見込みは別の数字なので、混同しないようにしましょう。
発送日と到着日を分け、受取先を確保する
BerryPOPでは、ご注文から発送までの目安を1週間〜10日と案内しています。発送日とイベント会場への到着日は同じではありません。在庫状況、配送地域、会場の受け入れ条件を確認して計画します。
会場が当日しか荷物を受け取れない場合や、配送時間帯が搬入時間と合わない場合もあります。直接配送ができると決めつけず、受取担当者と冷凍保管先を先に確保し、余裕のある日程を相談してください。
売れた数と残った数を、次の発注につなげる
開催後は、商品別に用意した数、販売数、残数、廃棄数を記録します。売り切れた時間や、途中で販売を止めた理由も残すと、次回の数量を考える材料になります。売り切れだけでなく、補充できず販売機会を失ったかも確認しましょう。
初回の卸相談では、イベント名、日程、商品候補、販売時間、保管容量をお知らせください。具体的な数量がなくても相談できますが、追加発注や直前変更が可能とは限りません。変更の締切も注文前に確認しましょう。
よくあるご質問
- 来場者数が分かれば、適切な発注数を出せますか?
- 来場者数だけでは判断できません。売り場位置、販売時間、商品、競合する出店、保管能力などを併せて考えます。売り切りや販売数の保証はできません。
- 足りなくなったら当日に追加できますか?
- 全国への冷凍便発送のため、イベント当日の補充を前提にしないでください。追加発注の条件と発送目安は、事前に個別確認が必要です。
- 数が未定でも見積もりを相談できますか?
- はい。商品候補と想定する数量の幅、開催日をお知らせください。数量が確定した際に条件の再確認が必要になる場合があります。
商品の保存方法・賞味期限・食べ方は各商品の表示と案内をご確認ください。卸価格・注文数量・送料・発送時期は、ご希望に応じて個別にご案内します。
